漢方薬と体外受精を併用の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
39歳 女性
黄体機能不全で3回ほど流産を繰り替えしてから中々赤ちゃんが授からないため、漢方薬を飲んで体質を変えていきたいと来店されました。
高温期が短くなったり、ガタガタになったりするようです。
生理前になるとイライラしたりすることがあるそうです。
生理は赤い色で、塊もないそうです。
唇の周りが黒い点が見受けられます。
何度か体外受精をしたが、着床しない状態が続いているそうです。
中国医学的に『気血両虚』『腎虚血瘀』の状態と考えられます。
その為、体力や血液を補っていく漢方、「血」の巡りを良くしていく漢方などをお渡ししました。
1か月、3か月、半年、1年と続けて頂きました。
すると高温期が7日ぐらいしか持たない状態から、12日~13日ぐらいもつようになられてきました。
高温期がシッカリしてきて4か月目に体外受精を再度試みたところ、問題なく着床しましたという報告をけました。
引き続き妊娠中でも飲める漢方をお渡ししております。
中国医学の考え方は高温期が短い状態が続く場合は妊娠の維持が難しくなるため、流産を繰り返しやすくなる方もいらっしゃいます。
体力や血液が不足しておりますと、子宮にまでエネルギーも行きにくくなるため、受精卵も大きくなりにくかったり、中々育たない事も考えられます。
まずはお母様の健康な体つくりが大切になります。
不育症、黄体機能不全の場合は体質を変えていくの時間がかかる方もいらっしゃいます。
食事の延長が漢方薬になりますので、普段の食事がとても大切になります。
「血」の巡りをよくしていく物、腎機能に栄養を送っていく物などを毎日積極的に食べていく必要があります。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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